かじき座
 
天体 星座線 星座絵
かじき座はしいら座?

古い星座で、とびうお座のすぐ後ろから追うような大魚として描かれているのが、かじき座です。ところがこのかじき座は、もともとは「しいら座」(「しいら」は魚の名前)であったものが、いつのまにか「めかじき」とよばれるようになったもののようです。ですから、かじき座とするより、「しいら座」とよぶほうが正しいのではないかという説が浮上してきています。

実際、シイラという魚は飛び魚を追いかけることが多く、飛び魚が着水するところに先回りさえして、捕らえてしまうことがあるといわれます。星座の原名はドラドといい、金色に由来するスペイン語で、シイラのよび名とされています。事実、シイラは金色に近い色をした大魚でもあるのです。



かじき座の注目の天体
 

かじき座の名を高めているのは、その中に「小マゼラン雲」と似た星の大集団「大マゼラン雲」が見えていることです。「大マゼラン雲」は地球から16万光年のところにある、銀河系の周囲をめぐる伴銀河。「小マゼラン雲」よりずっと大きく、文字どおり夜空に浮かぶ雲のようです。フランスのロワイエは、1679年の著書の中で、「大雲座」としてこの「大マゼラン雲」を星座あつかいにしています。


大マゼラン雲
(写真:AAO)
大マゼラン雲
(写真:AAO)


星座線
凡例
学名 Dorado(略符Dor)
中央位置 赤経5h14m
赤緯-59.5度
概略範囲 東6h36m、
西3h52m、
北-49度、
南-70度
20時南中 1月31日
(高度-5度)
面積 179.17平方度
(順位72)
肉眼星数
(5.5等)
15個
設定者 バイヤー
(ケイザーとホウトマン)