性質
どちらも顕微鏡で細胞の核や染色体を観察するとき、染色液として用いる。
酢酸オルセイン液は紫色の液体で、酢酸カーミン液は赤色の液体。
酢酸は組織の固定のために、色素であるオルセイン、カーミンは組織の染色のために働く。
酢酸カーミンのほうが、酢酸オルセインに比べて核が染色されやすい。
使い方
スライドガラスの上の試料に、スポイトなどを用いて、酢酸オルセイン液または酢酸カーミン液を数滴落とす。
その上にカバーガラスを置き、カバーガラスからはみ出した液をろ紙で吸い取ってから、顕微鏡で観察する。
注意点
どちらの液も、目や皮膚についたら多量の水でよく洗い流す。飲み込んだら、口をすすぐ。
管理
どちらの液も太陽光線に当たると変化してしまうので、濃い茶色の試薬びんに密閉して、暗所に保存する。
廃棄処分法
どちらの液も、多量の水で希釈してから流す。