性質
ベネジクト液は還元糖を検出する青色の試薬。フェーリング液を改良したもので液の貯蔵が利く。
試験液にベネジクト液を加えて加熱すると、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、麦芽糖(マルトース)などが存在すれば、赤褐色の酸化銅(I)の沈殿を生じる。
還元性のないショ糖(砂糖:スクロース)は検出できない。
でんぷんが唾液で麦芽糖(マルトース)に分解されるかどうか調べる実験や、光合成でブドウ糖(グルコース)ができるかどうかを調べる実験などに使用される。
使い方
試験管に試験液2〜3cm3を入れ、ベネジクト液2〜3滴を加えて加熱する。またはベネジクト液2〜3cm3に、試験液2〜3滴を加えて加熱する。
還元糖すなわちブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)や麦芽糖(マルトース)などが存在すれば、赤褐色の酸化銅(I)の沈殿を生じる。
注意点
皮膚や衣服につけないようにする。目や皮膚についたら多量の水で洗い流す。
口に入ったら、口をよくすすぐ。
管理
密閉して保存する。
廃棄処分法
廃液をためておいて、専門業者に廃棄を委託する。