性質
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)は白い粉末の薬品で、一般には重曹として知られる。重炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダともいう。
加熱すると炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素に分解する。二酸化炭素が発生することを利用して、ふくらし粉(ベーキングパウダー)として使われる。
酸性の水溶液を加えても二酸化炭素を発生する。
水溶液は弱いアルカリ性。リトマス紙では十分にアルカリ性がわからないことがある。フェノールフタレイン溶液では薄いピンク色になりアルカリ性であることがわかる。65℃以上で二酸化炭素を発生し、炭酸ナトリウム(Na2CO3)水溶液になる。
炭酸ナトリウムの飽和水溶液は、二酸化炭素を吸収すると無水炭酸水素ナトリウムになる。
注意点
試験管で加熱するときは、水ができるので、割れるのを防ぐために試験管の口を水平より下にさげる。
目や皮膚についたら多量の水で洗い流す。口に入ったら、口をよくすすぐ。
管理
密閉して保存。
廃棄処分法
不燃ごみとして廃棄する。水溶液は希釈してから廃棄する。