薬品の性質
二酸化マンガン(高校では酸化マンガン(IV)という名称で呼ばれる。化学式はMnO2)は常温では固体。黒っぽく重い粉末または粒で、最も一般的なマンガンの酸化物。水にはとけない。強い酸化作用をもつ。
マンガン乾電池の電極活物質、酸化剤、フェライト磁石の原料、花火やマッチの原料、染料、ガラスの着色などに使われる。
使い方
理科実験では、過酸化水素水から酸素を得るとき、分解を早めるための触媒として使う。このとき二酸化マンガン自体は変化しないので、何度でも使える。粉末状ではなく粒状のものを使うと、後で回収しやすい。
管理
手でさわらないようにして水で洗ってから、よく乾かす。保存するときは、試薬びんに密閉しておく。
注意点
実験で皮膚や手につけない。目や皮膚についたときは、多量の水で洗い流す。口に入ったら、口を水でよくすすぐ。
こぼしたら手で直接さわらず、ほうきなどで集める。